PET/CTがん検診のすすめ
PET/CT検査では一度に全身(眼窩~大腿部)のいろいろながんを発見することができます。さらに、PET検査と同時に、病変の形態をみるCT検査を行い、これらの融合画像を用いて、より正確にがんの早期発見を行います。
私たちの3人に1人ががんで亡くなる時代です。これは、あなたにもその可能性があるということを意味しています。PET/CT検査では、10mm前後の大きさがあれば、無症状の時期でもがんを早期に発見することができます。また、検査は体への負担が少ないため、最先端の検査でありながら気軽に受診することが可能です。
すこやかな安心ライフの実現に向けて、一年に一度の定期的なPET/CTがん検診をおすすめします。
PET/CTがん検診について
PET/CTがん検診について
がん細胞はエネルギー源として多くのブドウ糖を必要とします。PET検査ではこの性質を利用してブドウ糖を身体の外から見えるようにしたくすり(18F-FDG)を注射し、全身の細胞のブドウ糖代謝を画像化します。くすりが異常にたくさん集まっているところを、がんと診断します。
PET/CT検査の特徴とメリット
がんが、直径10mmになるのには約10~20年かかります。この時期を過ぎると急激に増殖し、手遅れになる可能性があります。PET/CT検査は、急増殖前の小さながんを発見でき、一度に全身を検査できる点が優れています。

診断について
PET/CTがん検診では、一度に全身を撮影しますので、通常の検診では検査されない部分の異常も発見することができます。
撮影された画像はすべて放射線科診断専門医(※1)が解析し、診断を行います。また、当センターの放射線科診断専門医は、PET核医学認定医(※2)の資格を有しています。
(※1)放射線診断専門医とは、所定の研修後、日本医学放射線学会の放射線診断専門医試験に合格した医師のことです。放射線被ばくの安全性と防護、MRIの安全性、各種画像の特性と適応、画像診断に必要な画像解剖や病理、画像診断報告書作成について専門のトレーニングを受けています。
(※2)PET核医学認定医とは、核医学診断歴を3年以上有し、所定の試験に合格した医師のことです。
発見できる病気
よくわかるがん
10mm前後のかたまりがあり、ブドウ糖をよく取り込むもの
●肺がん ●大腸がん
●頭頸部がん ●子宮がん
●食道がん ●卵巣がん
●すい臓がん ●悪性リンパ腫
●乳がん ●悪性黒色腫
わかりにくいがん
ブドウ糖を取り込みにくいもの、かたまりをつくらない、うすくひろがるもの
●原発性肝臓がん ●腎臓がん
●前立腺がん ●肺がんの一部※(高分化腺がん、肺胞上皮がん)
※ただし、PET/CT検診では、胸部CTも同時に行うので発見が可能です。
わからないがん
5mm以下の小さながん
●表在がん
(膀胱がん、早期胃がん、早期大腸がん、早期食道がん、早期子宮がんなど)
その他のわかる病気
●副鼻腔炎 ●腎のう胞
●甲状腺疾患 ●腎結石
●肺気腫 ●大動脈瘤
●胆石 ●脂肪肝
●肝のう胞
などが、CTで発見することができます。
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