LATEST NEWS

2013/10/04
画像にでないめまい
ゆうえん医院 結縁先生
2013/07/11
膝外傷における画像診断
川崎医科大学・スポーツ外傷整形外科学 阿部信寛先生
2013/05/09
腎癌の凍結療法について〜IVRセンター開設のご案内とともに〜
岡山大学病院放射線科 郷原英夫先生
2012年11月の記事

消化器内科からみた大腸CT検査の現状とこれからの課題

【 川崎医科大学・消化管内科学 松本啓志先生 】
食の欧米化、運動不足などにより本邦の大腸癌(colorectal cancer;CRC)罹患率・死亡率は上昇しており、そのサーベイランスは重要な課題である。本邦におけるCRCの診断は大腸内視鏡検査がゴールドスタンダードであるが、海外ではMulti detector-row Computed Tomography (MDCT)用いた大腸CT検査(CT コロノグラフィー)の有用性も認められている。
 本邦でも最近、多施設共同研究による内視鏡検査との精度比較(Japan National CT colonography Trial: JANCT)の結果が報告され、さらには大腸CT検査が保険適応となり、ますます今後検査が普及する動きを見せている。しかしながら、まだ普及するには問題点も多い。
 そこで、本講演では現時点での本邦における大腸CT検査の現状とこれからについてお話させていただく予定です。