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2013年07月の記事

膝外傷における画像診断

【 川崎医科大学・スポーツ外傷整形外科学 阿部信寛先生 】
膝関節は歩行や運動時に体重負荷がかかるだけでなく、安定を伴った屈曲・伸展、内反・外反、内旋・外旋の大きく複雑な動態をする。そのため、膝の外傷や損傷発生頻度は高く、膝蓋大腿関節を含め、前・後十字靭帯、内・外側側副靭帯の4つの靭帯と内・外側半月板、関節軟骨などの治療をすることになる。特徴的な軟部組織で構成されている関節の損傷形態を診断するためにはMRI検査は重要であり、またその治療方法を決定する上でも必須であると言える。我々はMRI診断に基づき、低侵襲の関節鏡手術を行っている。ここでは、膝関節損傷の実際と、その画像診断と治療法についてお話しします。